昼活動の時間に、保健委員会による保健集会が行われました。今回のテーマは「おやつについて考えよう」でした。初めに、「おやつの役割」について説明がありました。おやつは、①食事でとりきれなかった栄養の補給、②心と体のリフレッシュの役割があるそうです。
次に、「おやつクイズ」が出題されました。「おやつは寝る前に食べてよいか」、「おにぎりはおやつに入るか」など、子どもたちの生活にとても身近なことが○×クイズで出題されました。
おやつには、とても大切な役割があることを学びました。







3年生は、「火事が起こった時や火事を防ぐために、誰がどんな働きをしているのか」という学習課題を設定し、富岡消防署へ見学に行ってきました。
消防署では、3種類の消防車両や消防署内の施設について、隊員の方々が詳しく教えてくださいました。また、実際に道具を触らせてもらったり、はしご車が動くのを見たりして、子どもたちはとても貴重な体験ができました。
教えていただいたことや見て気付いたことをもとに、学習をまとめていきます。









6年生は、町給食センターの栄養教諭による「食に関する指導」がありました。
今回のテーマは、「日本食のよさを生かした献立を考えよう」でした。日本食の良いところは、主食と一汁二菜があったり、多様な食材が使われていたり、栄養バランスが良い点があります。また、季節感があったり、行事食や郷土料理として作られたりします。
本時は、子どもたちはグループになって「和食レシピ給食」を話し合い、発表しました。










1年生は、算数科でひき算の学習をしています。本時のめあては「15ー8の計算の仕方を考えよう」でした。
子どもたちは、まず、一人でブロックや図、さくらんぼ計算や文などを使って、「15を10と5に分けて」考えました。そしてその考えを、ペアになって隣の人に伝えたり、席を移動して他の人に伝えたりして、自分の考えと他の人の考えを比べました。また、参観している先生方に考えを伝えている子もいました。











2年生は、生活科の授業で町探検に行ってきました。今回は、金井地区のお店や施設を訪問し、普段見られないところを見せていただいたり、働いている方にインタビューをしたりしました。
町の皆さんにとても優しく対応していただき、お店や施設について前よりも詳しくなって帰ってきました。ご協力してくださった地域の皆様、ありがとうございました。










5年生は昨年度に引き続き、トヨタの方を講師としてお招きし、「未来モビリティ プログラミング教室」を実施しました。子どもたちは、映像やクイズを楽しみながら、「モビリティ」とは何かなど、専門用語や現在抱える社会課題などについても学んでいきました。
その後は、待ちに待ったプログラミングです。一人一台のロボットトイを使い、「順次、分岐、反復」を確認しながら楽しく学習が進められました。e-Palette(車)に自分の考えたプログラムを読み込ませ、一回で目的地に到達できた児童は大喜び。失敗を繰り返しながら到達できた児童は達成感と喜びにあふれていました。
2時間と短い体験でしたが、充実したプログラミング学習となりました。








今年度から持久走は、制限時間内にどれだけの距離を走れるかに挑戦する時間走となりました。各学年の走る時間は、低学年が3分、中学年が4分、高学年が6分と設定しました。子どもたちは、時間走記録会に向けて、20分休みのマラソンタイムや体育の授業などで一生懸命に練習を重ねてきました。
そして、11月後半の週に学年ごとに体育の時間に記録会を行いました。当日は、各自が立てた目標に向って練習の成果を十分に発揮し、最後まであきらめずに走り抜くことができました。
時間走の取組で身に付けた体力で、風邪など引かず、冬の寒さを乗り切りましょう。






11月も最終週を迎えましたが、この日は季節外れの暖かい朝でした。この日、今月最後の読み聞かせがありました。
登校し教室でランドセルの荷物の整理を終えると、外で元気に遊ぶ子や、教室内でおしゃべりをしてる子、委員会や係の仕事をしてる子などがいます。その子らは、読み聞かせの時間になると、静かに座って始まるのを待ちます。今日はどんなお話か、ワクワクがふくらむ時間です。










甘楽町校長会は、4人の校長と町地域魅力化特命室長と教育委員会学校教育係長の計6人で、島根県隠岐郡島前地区(海士町・西ノ島町)へ研修視察に行ってきました。そのねらいは、海士町で行っている「教育魅力化プロジェクト」を視察し、その取組を甘楽町の教育や地域づくりに取り入れることです。出張経費は、万博国際交流プログラム(甘楽町はミクロネシア連邦と交流)の予算を活用しました。
視察は、海士町の役場や小・中学校等を訪問し、町長、副町長、町顧問、町教育委員会課長、校長等から話を伺いました。


「教育魅力化プロジェクト」は、約20年前に、海士町にある隠岐島前高校で始まりました。その当時は生徒数が減り、廃校寸前の危機に瀕していたそうです。開始当時、町職員が管轄の違う県立高校の先生方と意見をすり合わせるのに、かなりの困難を要したそうです。そこで、何年も粘り強く話し合いを続けた結果、一緒に高校のカリキュラム改革に取り組むことができました。特別進学コースや地域創造コースを設けたり、キャリア教育の充実を図ったり、魅力ある部活動を行ったりして、高校の魅力化が進みました。
もう1つの特徴的な取組が「島留学」制度で、全国各地から生徒を募集しています。何もないこと(コンビニや娯楽施設がない)を逆手に取って、都会では経験できない自然体験や人情の温かみに触れることができると強調したそうです。
これらの取組が功を奏し、今では入学者が大幅に増え、人気の高校になったそうです。また、町と県が協力し、島前高校の生徒の寮を町が運営する形をとっているそうです。

さらに、町の取組で参考になったのが「大人の島留学」制度です。この財源は総務省の「地域おこし協力隊」の費用が充てられているそうです。「地域おこし協力隊」という名目では募集せず、やる気に満ちた移住者を募集し、教育に関わる仕事や漁師や農業、酪農、さらには新たな仕事を開拓する人など、様々な職種に就く人がいるそうです。

そして、教育の分野では、「大人の島留学」制度で移住した人が「学習支援コーディネーター」となって活躍していました。彼らは公立の学習塾(隠岐国学習センター)で、高校生や中学生の学習支援にあたっています。そこでは、学習だけでなく、生き方支援(キャリア教育)にもあたっているそうです。また、教育支援コーディネーターとして小・中学校に勤務し、学校と地域社会とつなぐ役割をしている人もいました。社会科や総合の時間等で、講師となる地域人材を見つけ、交渉し、日程調整等を行っているそうです。

本校では、現在、4名の方がボランティアとして、別室支援等の学習支援にあたってくださっています。そこに、海士町のように「教育支援コーディネーター」を置き、教員とボランティアの連絡調整や、学校と地域人材をつなぐ役割をしてもらえるとよいと思いました。
