学校生活の様子

　朝、ある男の子が「昨日、家で練習するので、縄跳びを持ち帰ったら、今日、忘れちゃった。」と話してくれました。「そうかぁ。家でいっぱい練習したんだね。」と言ったら、「うん。二重跳びもできるようになったよ。」と、自信満々に話してくれました。たしか、昨日は、「あや跳び」ができるようになって、「交差跳び」の練習を見せてくれましたが、更に上達していたのでした。

　「好きこそものの上手なれ」と言いますが、「自分から、すすんで」取り組めると、いろいろ良い結果につながっていくように思います。結果が出ると、面白くなって、また頑張る・・・そんな良いサイクルにつながって行くのでしょう。また、「自分から、すすんで」できると、上手くいかなかったときでも工夫してやったり、繰り返してチャレンジしたり、と頑張りにつながっていくことが多いように思います。

　とはいえ、何に興味を持つのか、そのスイッチがどこで入るか、人それぞれです。我々教員としては、子供達の好奇心を喚起し、「おもしろそうだな」と思わせること、「できそうだ」と見通しをもたせること等により、「自分から、すすんで」に導いていきたいと考えます。ご家庭でも、「どんなこと、学習しているの」「がんばっているね」「上達したね」など、いつも気にかけ見守っていることを伝えつつ、頑張りや成長を認めたり、励ましたりすることで、支援していただければと思います。このホームページの各クラスの記事もそんな声かけのきっかけになればと思っています。

　それでは、今日の学習の様子です。

【1年　松組】

　自分たちの持ってきた箱の面の「かたち」を紙に写し取っていました。いろいろな「かたち」を組み合わせて、ロボットや観覧車などの絵を描いている子もいました。「まる」や「しかく」など、いろいろな「かたち」にいっぱい親しむことができました。

【2年　竹組】

　1年生に自分たちの作ったおもちゃを紹介するための発表練習をしていました。グループでの練習が終わった子供達は、タブレットを使ってかけ算九九の復習をしています。発表の機会、それも1年生に行うということで、よく伝わるように先生のアドバイスも参考に言い方も工夫していました。

【梅組・桜組】

　梅組、桜組一緒に、クリスマスカード作りをしていました。綿を雪に見立てたり、ツリーや雪だるまの飾りが飛び出すような工夫をしていました。学年によっては、タブレットでクリスマスに関する英単語を調べて、書き入れている児童もいました。みんな楽しそうに活動していました。

【3年　松組】

　算数「三角形」の学習で、二等辺三角形と正三角形を紙で作る活動でした。それぞれの三角形の性質をしっかり考えて、切り取っていました。できた三角形を黒板にはって、見合いました。自分で作るのは、とても大切な活動です。復習のつもりで、家で折り紙を使ってやってみても面白いですね。

【4年　竹組】

　周りの長さが同じ長方形や正方形の面積を比べる活動をしました。そして、長方形と正方形、また長方形でたて・横の長さの違う場合の面積について、しっかり考えることができました。最後に、練習問題に取り組み、そのやり方を友達と話し合いました。みんなしっかり答えが出せたことでしょう。

【4年　松組】

　いろいろな形の面積の求め方について考えました。図形をいくつかの四角形に分けて計算する方法、大きな四角形からいらない部分を引き算して求める方法など、いろいろな考え方をみんなで出し合って交流しました。最後に、確かめ問題をやりました。ちょっと、ひねりのある問題だったので、最初、引っかかった子もいたようでしたが、最後には、みんな答えを出すことができました。どんな問題だったか、クイズ感覚で家族で取り組んでみてはいかがでしょうか。

【5年　竹組】

　英語の学習でALTのケーシー先生に、自分の考えたランチメニューを説明する活動に取り組みました。最初のところでは、前回の復習として、「何がほしいですか？（食べたいですか？）」「私は、○○がほしいです。（食べたいです。）」の会話文について、チャンツで練習しました。かなり速いスピードですが、みんなリズムに合わせてしっかり話すことができました。

【5年　松組】

　社会科の工業の学習で、前回調べた事柄を友達と話し合っていました。自動車もそうですが、日本の工業は、その原材料の多くを海外からの輸入に頼っています。また、できた製品についても、海外への輸出があるなど、外国とのつながりが大きいです。また、部品の供給や製品の流通、販売など、いろいろな人、ものとの関わりがあります。ニュースで目や耳にする、関税、外国為替、円安・ドル高などの言葉とも密接な関わりがあります。いろいろ調べる中で、工業生産とこれらの言葉の接点についても考えてみると、また違った面白さが見えるかもしれません。

【6年　松組】

　国語「ぼくのブック・ウーマン」という単元で、登場人物や場面の様子について、ノートにまとめていました。このお話は、1930年代のアメリカの話ですが、読書がテーマの1つです。ぜひ、じっくり読み込んでもらいたいと思います。もともと、絵本でも出ているようなので、そちらも読んでみるとよいかもしれません。

【1年　竹組】

　竹組も、箱の面の「かたち」を写し取っていました。子供達の中には、写す時に箱が動いてしまわないように、工夫して、それを私に話してくれる子もいました。自分なりの工夫ってとても大切ですね。どの子も、いろいろな「かたち」をいっぱい写し取っていました。

【2年　松組】

　地域に住む特別支援学校の児童との交流学習でした。牛乳パックをつかって、ゴムで跳ねるあのおもちゃをみんなで作りました。同じグループになった子供達は、使いやすいようにペンを置いてあげたり、おもちゃが跳ねるのを見合ったり、絵を描くのを手伝ってあげたりして交流していました。活動が終わって、帰るときには、玄関までお見送りに出る児童もいました。次の交流の機会を楽しみにしながら手を振っていました。