今日の給食(12/5)※「甘楽町学校給食の日」記念メニュー
2025年12月5日 12時05分
ご飯、イワシの梅煮、豆みそ、おっきりこみ、牛乳 です。
今日の給食は、「甘楽町学校給食の日(12月7日)」にちなんだメニューです。昭和7年12月7日に日本で最初の栄養を考えた学校給食が甘楽町の福島小学校で始まりました。当時、他県に比べて群馬県の青年の体格が思わしくなかったことから、当時の県知事の福島町の多井戸地区をモデル地区として栄養改善事業が行われ、その一環として福島小で栄養給食を出すことになったそうです。福島小の校庭には、昭和9年11年に群馬県で陸軍大演習が開かれた折に昭和天皇が侍従を福島小につかわして学校給食の視察を行ったことを記念して建てられた「御使御差遣記念碑」(給食記念碑)が地域の有志により建てられています。
2012年に群馬県立歴史博物館所蔵の資料から、当時の学校給食の献立表等が見つかり、当時の献立が再現されたことから、この年、「甘楽町学校給食の日」を制定しました。毎年、この日の前後の給食に当時のメニューを再現した料理が出されます。今年は、今日と来週月曜日(→みそスチュー(シチュー))です。ちなみに、当時は、ご飯は家から持参、おかずのみの給食だったそうです。
学校給食自体のスタートは、明治22年山形県の鶴岡市のようですが、現在の給食に直接通じる「栄養を考えた学校給食」が甘楽町で始まったことは、町として誇れることだと思います。