宿泊体験学習(5年生)1日目
2023年11月10日 16時45分 甘楽町では、町内3つの小学校が1つの中学校へ進学するため、小学校時代の交流を重視して、毎年、5年生の宿泊体験活動を3校合同で行っています。今まで宿泊していた妙義青少年自然の家がなくなったため、昨年度末に宿泊場所を検討したところ、町内の「甘楽ふるさと館」が宿泊を快諾してくました。これは、甘楽町の「地域の子どもは地域で育てる」のスローガンとも合致しており、地域を愛する子どもたちを育てる意味で、とてもありがたいことでした。そこで、今年度4月から活動プログラムの作成を開始し、11月9日~10日に、初めて町内で宿泊体験活動を行うことができました。
活動の目的は「甘楽町の自然、歴史、文化に実際に触れ、地域を愛し大切にする気持ちを育てるとともに、友情を深め、主体的に活動する気持ちを育てること」でした。子どもたちはこの目的に沿って、地域を実際に歩き、見て、聞いて、体感し、多くのことを学ぶことができました。また、学校の枠を越えて交流し、5年生同士が友情を深めることができました。今回の宿泊の経験は、来年度6年生での修学旅行でも必ず生かされると感じました。
宿泊場所を快く提供してくださった「甘楽ふるさと館」の館長さんをはじめ、スタッフの皆さん、宿泊の補助をしてくださった甘楽町、4月からプログラム開発に尽力された甘楽町教育研究所の所員・研究員の皆さん、プログラムの原案を一緒に考えてくださった学校運営協議会の各委員の皆さん、準備段階から一緒に検討を重ね、レクリエーションやパン作りを指導してくださった稲含塾の皆さん、地域ボランティアとしてウォークラリーのチェックポイントで解説をしてくださった皆さん、11月10日の学校給食をカレーとして本活動にカレーを提供してくださった甘楽町給食センターの皆さんなど、多くの方々のご支援ご協力のお陰で、充実した活動となり、無事に終えることができたことに感謝いたします。ありがとうございました。
↓出発式
秋晴れの澄み渡る青空のもと、学校ごとに出発式を行い、3校ともそれぞれ徒歩で「ふれあいの丘」へ向かいました。
↓開始式
ふれあいの丘で、各学校ごとに、学校の特色を紹介したり校歌をうたったりしました。指導スタッフの自己紹介も行いました。
↓アイスブレイキング
3校の児童が学校の枠を越えて交ざってグループになり、自己紹介をして、グループのめあてや役割を決めたり、翌日のウォークラリーのコースを話し合ったりしました。
↓昼食
持参した弁当をグループごとに食べました。
↓交流レクリエーション
稲含塾の皆さんの進行で楽しいゲームをしながら、子どもたちは学校の枠を越えて交流を深めました。
↓グループごとに並んで、徒歩で「ふるさと館」へ出発
↓「ふるさと館」へ入館
おいしい食事や素敵な施設環境に子どもたちは大満足でした。「家族でも泊まりに来たい」という声がたくさん聞かれました。
↓夕食
ボリューム満点の食事に、子どもたちは舌鼓を打っていました。
↓キャンドルファイヤー
火の神が登場したあと、音楽やかけ声に合わせて歌い、踊りました。子どもたちの嬉しそうな笑顔がたくさん弾けました。
↓就寝準備
↓室長会議
明日の予定を同室のメンバーに伝えます。